2012年3月23日金曜日

精神安定剤に似た効果のあるサプリや食品があれば教えてください。

精神安定剤に似た効果のあるサプリや食品があれば教えてください。







◆精神安定の効果のあるサプリメント



『トリプトファンを含むアミノ酸』『マルチミネラル』(カルシウム、マグネシウム、亜鉛、マンガンを含むます)『ビタミンB群』『ビタミンC』『スクアレン』『ビタミンE』です。





◆セロトニン

「心を癒す・心のやすらぎを作る・ストレスを感じないようにする」物質です。

セロトニンの研究は、精神的な病気の人だけでなく、健康な人たちには「ストレスを感じないような体質作り」をしてもらおうと、注目されています。

セロトニンの原料は、トリプトファンというアミノ酸です。トリプトファンは体内でセロトニンに変化します。



トリプトファンを多く含む食べ物・飲み物。数字は(食品 100 g あたり)のトリプトファンの含有量です。(mg)



○バナナ 10 ・豆乳 53・ 牛乳 42・ヨーグルト 47 ・プロセスチーズ 291・ひまわりの種 310・アーモンド 201・肉類 150~250

・糸引納豆 242・すじこ 331・たらこ 291・白米 89・そば 192



セロトニンの情報です。



http://www.geocities.jp/blueninspirit/serotonin.htm



◆心を落ち着かせる気をつけておきたいビタミン・ミネラルと砂糖の情報です。調べてみると『ビタミン・ミネラルなどの不足でも、精神的な病気になる』とありました。



・過剰な砂糖→インスリンの過剰分泌→低血糖症

低血糖症になると、イライラし、カッとなりやすくなります。精神が不安定になります。



・カルシウムの不足→イライラ、過敏。神経が異常になり、顔がピリピリ痛み、けいれんも起りえます。

牛乳、チーズ、ごま、納豆、ししゃも、ヨーグルト、ひじき、小松菜、モロヘイヤ、カブの葉などに多く含まれています。



・ビタミンB1の不足→協調性が失われ、共同生活ができなくなります。

豚ロース肉、玄米、大豆、ごま、落花生、たらこ、真だい、ほうれん草、いんげん豆など



・ナイアシン(ビタミンB群の1つ)ナイアシンは精神を安定させます。ホッファー博士等はナイアシンの大量投与で、統合失調症の治療に成功しています。

牛レバー、豚レバー、さば、かつお、いわし、落花生、たらこなど



・ビタミンB6の欠乏→精神衰弱や錯乱。記憶の薄れが生じます。

鶏むね肉、赤ピーマン、バナナ、さけ、玄米、まぐろ、いわし、かつお、さんま、にんにくなど



・ビタミンB12の欠乏→神経に障害を生じます。

牡蠣、鶏レバー、はまぐり、焼きのり、たらこ、すじこ、まぐろ、さんまなど



・パントテン酸(ビタミンB群の1つ)

副腎皮質ホルモンの分泌を高めます。

パントテン酸が不足すると、血圧が低下し、ストレスに対する耐性が失われます。

干ししいたけ、納豆、鶏卵、牛レバー、鶏レバー、さつまいも、さけ、さんま、ししゃもなど



・ビタミンB群

ビタミンB群が全般的に減少すると、糖代謝に異常が起こります。結果、ストレスに対する抵抗力が減少します。



・ミネラル―マグネシウム、亜鉛、マンガンの不足→思考力の低下、精神の不安が生じます。

(マグネシウム―玄米、さつまいも、じゃがいも、ゴマ、アーモンド、くるみ、えんどう豆、納豆、わかめ、ひじき、バナナなど)

(亜鉛―牡蠣、あさり、ごま、豚レバー、牛もも肉、そら豆、大豆、納豆、玄米、するめ、とうもろこし、アーモンド、チーズなど)

(マンガン―シナモン、玉露、干しずいき、モロヘイヤ、さつまいも、青のり、大豆、ごま、アーモンド、しじみなど)マンガンは過剰症があるので取りすぎに注意してください。



ミネラルは吸収されにくいものです。『クエン酸』を同時に摂取すると、吸収率が7倍以上アップする人もいます。

クエン酸を多く含む食べ物→レモンなどの柑橘類・梅干し・キウイフルーツ・桃・パイナップル・イチゴ・メロン・西洋梨など



・ビタミンCは疲れを取り、精神状態を軽快、活発にします。ビタミンCは、統合失調症を改善する場合もあります。

また、ビタミンCは副腎の働きを高めて、抗ストレスホルモンの分泌を高めます。体内にビタミンCが十分にあると効率良くストレスに対応できます。

アセロラ、トマト、いちご、ブロッコリー、カリフラワー、みかん、柿、じゃがいも、キウイフルーツ、ほうれん草、ピーマンなど



・スクアレン

スクアレンは抗ストレスホルモンの分泌をよくします。

スクアレンを食べ物から摂取することは難しいです。サメの成分です。



・ビタミンE

ビタミンEは酸素の利用効率をよくします。

この結果、副腎の機能を高めます。

・ひまわり油、サラダ油、すじこ、たらこ、まいわし、アーモンド、ヘーゼルナッツ、落花生、キウイフルーツ、西洋カボチャ・モロヘイヤ・かぶの葉・ほうれん草・アボガドなど



『レバーはビタミンAのとり過ぎ、牡蠣は亜鉛のとり過ぎになるので、食べ過ぎないようにしてください。牡蠣5個で十分です』



ご参考にされてください。



◆追記



サプリメントの摂取時間ですが、『トリプトファンを含むアミノ酸』はいつでもいいです。他のサプリメントは食後すぐがよいです。

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